ここでは治療院経営ニュースをお伝えいたします。
   
■インターネット上での広告監視指導の充実・・ 2004/07/07
厚生労働省・事務連絡
効能・効果の記載を規制された製品について、薬事法違反に該当するインターネット上の記載に対し、監視・指導の徹底が連絡されました。インターネットは不特定多数の人を対象とするため特にその記載内容は注意を要します。特に治療院では、健康関係の製品を多く扱っており充分注意が必要です。
  
■個人輸入代行業の指導・取締りについて 2004/07/07
厚生労働省・事務連絡
無承認医薬品・医薬部外品・化粧品・健康食品の個人輸入代行について、平成14年8月28日に一層の監視・指導を充実するようにとの連絡を元に、現在も継続的監視体制が強化されます。
特に、治療関係の製品は対象となるものが多く、個人使用ならOKとの安易な解釈で輸入した場合、その責任が問われます。個人使用の解釈は難しく、どの範疇か・・・となりますが、基本的には自分以外の人間に手渡しただけで「個人使用」の範疇を逸脱します。当然、患者様や他人に使用した場合も含まれます。健康被害事例が多発しており、充分「個人輸入」の内容を理解し、正規に承認を得た製品であるかどうかを確かめた上でご使用下さい。
  
■回数券の販売についてのクレームについて  2004/07/07
治療院で高額な回数券の購入を勧められ、来院する毎に勧められ断れずに購入しました。
継続の意志が無いのに仕方なく通っていますが、切れる間際に再度購入を勧められ・・その後、まだ回数券が残っていますが、通院をしていません。・・・消費者センターへの苦情です。
強引な回数券販売が、クレームとして問題化しています。営業上必要な事である面もありますが、患者様の意思に判断をゆだねる様に、書面等での伝達にされた方が良いと思います。
他に、広告では安い施術料金が掲示さてれいたのに、来院すると、高額なコースを勧められ、断れなくて、購入しました・・・。とのクレームもあります。意志の疎通が行なわれてから患者様が充分理解した上でアプローチされてはと思います。
  
■広告物表現・消費者センターへの苦情内容  2004/06/25
広告物に、あん摩マッサージ師でしか行えない施術法の掲載をしたための摘発件数が増加しています。法律で規制された範囲の適切な表現方法が求められています。
消費者センターに、広告掲載では安価な施術料金の表示をし、実際施術に行った際に、高額な回数券の購入を強引に進められた・・・等の金銭に絡むクレームが増加しています。
広告に「マッサージ」の表現が掲載されているが、マッサージ師の国家資格を持っていない方がマッサージ行為をした・・・等のクレームも増加しています。
  
■薬事法改正に伴う関連事項  2004/06/25
薬務関係の業務が、都道府県の薬務課から、地域により、保険所に業務が移行されています。
その為、医療類似行為の監視業務も地域により保険所で行なっています。
特に、広告での表現方法が薬事法、医師法、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師に関する法律、柔道整復師に関する法律、栄養士法、公衆浴場法に違反しないか?を監視しています。
調査は、消費者センターへの苦情を元に調査する場合が多く、直接保険所への申告もあります。
平成14年と、平成17年4月に薬事法の改正があり、今後の動向を注目する必要があります。
  
■2003年度の治療院経営の動向  2003/05/10
今年1年の動向として、消費者センターに寄せられた苦情に対して、保険所が調査に入るケースが目立っています。タウン誌等に掲載する場合も、まず消費者センターに何らかの苦情が無いかを調査します。
治療院数が廃業と新規を差し引きし若干増加傾向にありますが、明確な治療形態で区分出来ない場合もあり、その実態の増加件数が把握出来ないのが現状です。

各都道府県に柔道整復師の学校が設立され、今度開業件数が増加し、都市部を中心に競争が激化する事は確実で、保険請求の見直しもあり、サービスに重点を置いた競争が激化します。実費診療とのサービス面での格差が狭まり、今後明確な結果、満足感が要求されます。

  
■2003年3月市場分析報告  2003/04/01
保険診療は、横ばい気味で推移しています。
大きな回復の見込みは現状では有りませんが、4月に入り徐々に患者数の回復が期待出来ます。
理由として、気温変動のダメージが、慢性疾患の部位に症状が出易い環境にあり、部位治療の要求が患者様側に出始めています。この冬場に、「異常緊張の部位」が放置された結果、そのしわ寄せがこの春に来るサイクルで、昨年11月より落込んだ患者様数が、この春ぐらいから戻る予想です。全身疾患より、部位的治療を要求される患者様が増加する可能性がありますので、「ヒジ」「クビ」「カタ」「ヒザ」等の対策を強化される事が重要と考えます。
都市部マッサージが好調です。
都市部での保険診療は、低迷していますが、マッサージ、あんまが好調に推移しています。1分=100円の単価設定で、好調に患者数を伸ばしています。特に女性患者様は女性の技術者を指定されるケースが目立っています。
鍼灸関係は、平行的推移で、大きな落差はあまり有りません。
ただ、整骨との併設の場合、整骨のサービスとして針が打たれるため、「サービス鍼」の増加で若干経費の負担度が上がっています。競争が過熱しており、その為の経費が増加傾向にあります。
カイロプラクティック関係
新規開業の増加もあり、競争が過熱しています。
特に都市部では、来院患者数が昨年11月より、かなり減少しています。
3月半ばより回復基調にありますが、ピーク時の半分の所も珍しくありません。
地方では、好調な所も多く、都市部との格差が目立ちます。
また、緩和操作の時間配分の比率が多い方が好調に推移いています。
  
■市場データー集計報告  2003/03/07
昨年11月から今年2月末までの集計して。
整骨院にて軒並みダウンで、約30%マイナスです。
都市部での落込みがひどく、関東に比べ関西の落込みが目立ちます。
実費診療は、約10%ダウン、都市部に比べ農産業方地域では、来院患者様数が伸びています。
各施設内のマッサージ室は好調な伸びが確認されています。
  
■2003年治療院経営の見通しについて・・・  2003/01/06
明けましておめでとう御座います。昨年は、当HPを多数ご覧頂き誠に有難う御座いました。
2003年の治療院経営の見通しについて・・・
2002年12月後半の患者様来院数は、全般的に昨年を維持する事が出来ない治療院様が多い状態でした。11月〜12月前半の落込みを、12月後半で巻き返した治療院様もありましたが地域的には関東方面の治療院様が、12月後半からの巻き返しに成功された所が多い様子でした。
12月後半に回復しなかった治療院様は、1月・2月の売上の落込みが予想されます。
3月まで引きずる場合も想定出来ますので、至急に広告、紹介活動を開始し、事前に落込み対応をご検討下さい。
2003年は、世界的にデフレとインフレが入り混じった複雑な様相で、各国の方針に方向性が無く、日本経済の回復は期待出来ない予測です。回復に転じた場合も、実際治療院様にその回復の影響が及ぶには、2年〜3年の波及時間を要します。
2002年は新規開業ペースが鈍化しましたが、治療院数は増加しており、競争が激化している事は確かです。特徴性と信頼をいかに確保するかが重要で、計画性を持たせた治療院経営が要求されます。当HPも出来る限りの情報をご提供してまいります。
  
■治療院業況分析 2002/12/16
12月中旬を過ぎ、関東方面回復の様子、関西方面も若干上向きです。
    
■来年の見通しについて・・・ 2002/12/16
営業地域、治療パターンの構成により変化しますが・・・
まず、12月中旬〜年末にかけての売上が来年の治療院の人気を占います。
この間の売上が、例月以上に確保出来ない場合、患者様離れの現象が起こっている可能性があります。早急に対応しないと、来年3月中旬までの来院患者数が極端に減少する恐れがあります。原因を究明して補正し、広告対策や治療院ニュース等の情報伝達の媒体の手段を再度考える必要があります。
来年の見通しとして、経営業態が似ている理美容業界の動向も昨年を下回る売上予想です。工夫と差別化で切り抜ける、存続をかけた競争の年になる事は確実な様です。
飲食店関係の来客数が極端に減少しています。
やはり、流通貨幣が極端にセーブされた状態の景気を反映しています。
治療院にも治療結果以外に、付加される満足度と安らぎが求められています。
 
■消費者センターに治療院のクレームが増加しています。 2002/12/11
徐々にですが、地域の消費者センターに治療院に対するクレームが増加傾向にあります。一度内容等をご自分の営業エリアで確認して頂いてはいかがでしょうか。今後の参考になると思います。
  
■治療院の景気動向について・・・ 2002/12/10
2002年11月・全体的に来院患者数が落込み不調傾向。
2002年12月前半は徐々に回復するが例年を下回る。
関東若干好調で関西方面は落込みが激しい様子。
好調であった九州方面も11月不調の傾向。
東北方面は例年並で推移。
中国方面は落込み傾向・11月は不調。
東海方面は例年並にて推移・11月若干落込み。
北海道方面・11月落込み。
 
全体的に2002年11月はかなり厳しい状況の様です。
12月中旬以降に来院患者数が減少した場合は、来年の患者様獲得に問題があります。広告手段や既存来院患者様へのアピールが必要で早急に準備をされる事をご提案したします。
 
 
 
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